感情的に怒ることが子どもの脳に与える悪影響〜現役保育士が解決!!〜

子どもが
思い通りに動いてくれない。

何回言っても
同じことを繰り返す。

ことってよくありますよね。

そんな時、
あなたならどうしますか?

感情が抑えられず
こどもに感情をぶつけて怒る?

それとも、子どもに
伝わりやすいように叱る?

実際に正しいのは後者。

小さなこども相手に
どう関わるかが重要である。

「叱る」と「怒る」の違い

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結論、
正しいのは「叱る」である。


まず「叱る」とは、
相手のためを思い
アドバイスをしたり
注意をしたりするもの。


一方、「怒る」とは
感情的に
自分のイライラや
怒りをぶつけること。

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怒られると子どもの脳は傷つく

Free Brain Hand photo and picture

では、


なぜ子どもが
悪い事をしたときに
怒っては
いけないのでしょうか。


それは、
脳を傷つけてしまうから。

怒られすぎた
子どもの脳は

委縮したり肥大してしまい

脳の特定領域が
欠損することが
研究で明らかになっている。

言語野や視覚、
聴覚をつかさどる部分が
傷つくことで、

会話のキャッチボールが
できなくなる。


「怒る」
という行動は、

見た目にはわからない
内側に傷をつけてしまう
行為である。

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怒られている時の子どもの脳

怒られているときの
子どもの脳は
思考が停止した状態

子どもは
怒られているとき
その言葉を理解しようとする

しかし、

言語処理能力が
著しく低下して、
考える力も低下する。

つまり

何も考えられない
思考停止状態になる。

自分を守るための
防衛反応とも
言えるかもしれない。

そうなると
言葉は耳に入らず
理解はできずにいる。

また
怒られ続けた子は、
表情が乏しくなり
何も考えられない
指示の通らない子に
育っていく。

正しい叱り方とは

例えば、

子どもが
朝ご飯の支度のときに
飲み物を運んでくれたとしよう。


その時に
よそ見をしていて
コップを落としてしまった。

中身は牛乳。。。

Free Drops Milk photo and picture

そんなとき、
あなたなら
どのような声掛けをしますか?



「こら!!よそみばっかしてるからでしょ!」

「こんな忙しい時になにやっているのよ!」と、

言いますか?


もし、
そう思っているのであれば
それは、
心の中だけにしましょう。


ぐっと感情を抑えて、
心のなかで
10秒数える。

気持ちが落ち着いたら、
「あら、けがはしていない?」

「大丈夫だった?
一緒にお母さんも
片付けてつだってあげるからね」

と、1トーン声色を落として
優しく話しかけてあげて。


やってしまったことは
しょうがない。

だけど、
きちんと後片付けしようね。と、
優しく
対応することができれば、

あなたはなんて
素敵なお母さんでしょう。

自分のことを
たくさんたくさん
褒めてあげてほしい。

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