ある日、突然始まる
イヤイヤ期
イヤイヤ期は、
自己主張が芽生え、
感情のコントロールが
未熟なため
イライラや癇癪を起こす時期。
イヤイヤ期の対応
子どものイヤイヤ期が始まって
対応に困ったとき
どうしていますか?
そんなときは、
「ねむいよね」
「もっとやりたかったんだよね」等
子どもの気持ちを
代弁してあげよう。
なぜならば、
2歳の時期は
言葉を
うまく発することができない時期。
ましてや、
気持ちをコントロールできないときには
なおさら。
街で
こういう親子をみたことは
ないだろうか?
スーパーで買い物中に
イヤイヤをしている
子どもに対して
親:「うるさい!!」
親:「次から連れてこないからね!」
と、怒りをぶつけている
お母さん。
周りに人がいてもお構いなし。
平気そうに怒っている。
あと一つ
違った例を言うとするならば、
子:「〇〇買って〜」
子:「あれ、欲しい」と、
わがままをしているときに
親:「じゃ、お菓子買ってあげるね」
親:「おもちゃを買いに行こう」と
すぐに物を与えてしまう親。
その場はそれでいいのだが、
泣けば何でも買ってもらえる。
物を与えないと
納得ができない子になってしまう。
その対応の
何がいけないかというと、
自分の気持ちの
コントロールの仕方を
いつまでも
学ぶことができないからだ。
「〇〇ができない」
「絶対〇〇が欲しい」
「疲れたからいやだ」
という子どもの感情の
気持ちの切り替えの仕方を
そばで促してあげてほしい。
実は成長の証!
2歳前後は
子どもの自我が芽生える時期。
ただ、ただ、いやだ!!と
言っているではなく、
自己主張や
気持ちの抑制を学ぼうと
しているのだ。
このような
「イヤイヤ」は
脳内の
前頭前野の機能が発達して、
徐々に自分の気持ちを
コントロールできるようになると
3歳~4歳ごろには
減少する傾向にある。
自我が目覚めた証
イヤイヤ期は
自我が目覚めた証拠。
そして、
イヤイヤ期を経て
子どもの自己肯定感は高まり、
自分のことは自分で決めたい!!
という感情が現れる。
「イヤ!」という
子どもの主張を受け止めることで、
「自分の思いが通った!」
という、感覚を味わう。
イヤイヤ期への付き合い方
イヤイヤ期の子どもに対して
感情的に怒ったり、
否定ばかりせずに
子どもが感情を
うまく表現できるよう
しっかりと向き合ってあげる。
しかし、
イヤイヤしている
我が子を目の前にしていると
「感情が高ぶって
感情的に怒ってしまう」
ことって、ありますよね。
そういう時は、
無理をせずに一度、
気分を落ち着かせ頭を冷やそう。
トイレに逃げるのもあり、
頭の中で違うことを考えたり
他に大人がいるときには、
思いきって周りの大人に
任せてみてください。
気持ちが落ち着いたら
子どもと向き合う。
という、サイクルをつくる。
それでも、ダメなら無理をせず
ベビーシッター等利用してみて。
一旦離れてみると
子どもの可愛さを
再確認できるはず♡