「夜泣き」は、
特に赤ちゃんや幼児が
夜中に起き出してしまう
現象を指す。
例えば、
日中機嫌よく過ごしていたのに、
夜中になると
必ず泣いて起きてしまう。
夜泣きをすると
何をしても泣き止まない。
激しく泣いてしまったら、
近所の迷惑ではないか
心配になってしまいますよね。
夜泣きを軽減する対策とは?
夜泣きを
軽減させる対策として
日中の活動を増やしてみて、
寝かしつけのルーティーンを
確立する。
日中に
しっかり体を動かして
刺激を受けることで、
夜に深く眠れるようになる。
外で遊んだり、
お散歩に出かけることで
太陽の光を浴び
体内時計が調整され、
健全な睡眠リズムを作るのに役立つ。
子どもが
お昼寝をしたときには、
子どもと一緒にお昼寝をして
夜泣きに備えて
体力を温存しておこう。
洗われていないお皿や
散らかった部屋の片付けは
後回し!!
親の寝不足での影響は
計り知れません。
眠れる時に
きちんと睡眠を取ってみて。
「子育てしている時は子ども優先!!」
「ちゃんとしていないとみっともない!!」
という意識は
自分の首を絞めるだけ。
誰にも文句なんて言わせません。
子どもに向き合って
一生懸命育てているのだから。
夜泣きの原因とは?
夜泣きの原因は
現在まで明らかになっていないが、
近年は
「睡眠と覚醒のしくみが未発達なこと」
が、深く関係していると
考えられている。
考えられることとして
3つのことがある
1.睡眠サイクルの発達
赤ちゃんは
大人と比べて
睡眠サイクルが短く
浅い眠り(レム睡眠)と
深い眠り(ノンレム睡眠)を
繰り返す。
眠りが浅い時に
目が覚めやすく
夜泣きにつながるときがある。
2.身体的な不快(中耳炎、体調不良)
お腹が空いているとき、
おむつが濡れているとき、
体が暑い時(寒い)等
身体的な不快感が原因で
目を覚まし
泣くことがある。
また、
歯が生え始める時期には
歯茎の痛みやかゆみが
夜泣きの原因になることもある。
鼻水で眠りづらいときや
中耳炎で耳が痛いときなども
夜泣きの原因。
3.精神的な発達
日中の
新しい経験や
刺激を整理するために、
夜中に目が覚めることがある。
たとえば、
新しいスキルを習得したり、
新しい環境に慣れようとする過程で
夜泣きが
増えることがある。
夜泣きへの対応方法と具体例
1.ルーティーン作り
赤ちゃんの安心感を高める
ルーティーン作り。
例えば、
お風呂に入る→絵本を読む→
おやすみの歌を歌う→寝かしつける
という流れを毎晩行うことで、
赤ちゃんが「これから寝る時間だ」
と自然に理解できるようになる。
夜泣きで起きた場合も、
同じ方法で
落ち着かせることがポイント。
2.抱っこして安心させる
赤ちゃんが夜泣きした時、
すぐに抱き上げて
優しく揺らすことで
安心させよう。
ただし、
過度に反応するとかえって
目を覚まさせてしまう場合もあるので、
静かに声をかけながら抱っこし、
赤ちゃんが再び眠るのを待ちます。
3.おむつを確認する
夜泣きの原因が
生理的なものか確認する。
おむつが濡れていたり、
お腹が空いていたりすると
赤ちゃんは泣いて知らせる。
おむつ交換や授乳で
解決することも多いので、
泣き始めたら
まずこの点を確認する。
4.過剰な刺激を避ける
日中に
赤ちゃんが過剰な刺激避ける。
例えば、
長時間の外出や
たくさんの人との交流を受けると、
夜に興奮して泣くことがある。
できるだけ
赤ちゃんの生活リズムを守り、
静かな環境で過ごさせることを
心がけよう。
5.専門家への相談
長期間にわたって
夜泣きが続き、
親子共にに陥ってしまう場合、
専門家に相談することも考えよう。
例えば、
小児科医や育児相談センターなどで、
赤ちゃんの睡眠問題についての
アドバイスを受けることができる。
まとめ
夜泣きの原因は
1つではなく、
赤ちゃんによって異なるため、
親としては
様々な可能性を考慮しながら
対処していく必要がある。
夜泣きは多くの場合は、
成長とともに
自然に収まっていくものですが、
適切なケアをおこなうことで
頻度を
減らすことができる。
少しずつ
生活リズムが整い
夜泣きの頻度が
減っていくと良いですね。