好き嫌いを減らすための効果的な声掛け方法と実践!「どう対応する?」〜現役保育士が解決!!〜

テーブルの上の白いセラミックボウルでシリアルを食べる女の子

1歳を過ぎると
子どもは食べ物に対する
好き嫌いが目立ってくる。

これは、
成長に伴い味覚が発達し、
自分の好みを
表現するようになるため。

新しい食材や味に対して
敏感になり、
好きなものは食べる一方で、
苦手なものや初めての味には
抵抗を示すことも多くなる。

しかし、

この時期は味覚の形成が進む
大切な時期でもあり、
さまざまな食材を
バランスよく提供することが、
将来の食習慣を育む上で重要である。

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味覚が発達した証拠

こどもがご飯を嫌がる

そんな時
どうしたらいい?

赤ちゃんの頃は、
離乳食で
ビーマンでもゴーヤーでも
何でも食べた子でも
少しずつ味覚が
発達してくると
食べなくなってしまう。

それは、
裏を返せば
順調に味覚が発達して
「おいしいものはおいしい!!」
と感じるようになっているということ。

好き嫌いのピークは、
2歳頃から出始め
4歳頃まで続く


しかし、
安心してほしい。

心も体も発達する
年長さんくらいになると

「あの子も食べているから食べてみよう」

「一口だけなら食べてみよう」

と、自ら考えて
食べはじめる。


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「食べたくない」は、危機管理能力

子どもの食べたくない!!
おいしくない!!
は、危機管理能力!

味覚には、
基本的に
「苦味」「酸味」「甘味」「塩味」「旨味」
の5種類があり、
生まれたときから
本能的に
備わっているものである。

そのなかでも、
苦味」は
薬品のような
苦みのあるもの。


口にすると
”毒”
ということが
感覚的に
備わっているということ。

また、
酸味」は
夏場なんかに
食べ物が腐りやすいが
こどもが分からずに
食べてしまったとしても

敏感な子は
反射的に
口から出すであろう。

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食べない時はどう対応すべき?

子どもが嫌いな食べ物は
人それぞれである。

例えば

ピーマンが苦手な子に
丸ごとのピーマンを
無理やり
食べさせようとしても
食べないのは当たり前。

ハンバーグの中に
細かく入れても
繊細な子は、
見た目で気づいてしまい
食べてくれない。

というのはよくあることである。


その時、
あなたならどうする?
無理に食べさせる?


それとも、残させる?

そんな時は

「一口だけたべてみようか?」
「これ食べたら、デザートあるよ」

声掛けをしながら
駆け引きをする。


それで
大きな口を開けて
食べようとする際には
すかさず

「お〜!!大きなお口だね。」

「すごーい!!」と、

たくさん褒めてあげる。


すると、

「子どもは褒められて嬉しい♪」
「もしかしたらおいしいかも♪」と、

思えるようになる。

まとめ


子:「これ食べたくない」
子:「ママのご飯いやだ」
等、子どもに言われたら

一度

今の本当の気持ちを
伝えてみよう。

母:「〇〇ちゃんに食べてほしくて
一生懸命作ったのにな。悲しいな。」

母:「ピーマンちゃんかわいそう。」

母:「◯◯ちゃんに
たべてほしいって言っているよ」

他者の思いも
感じられるような
声掛けをしてみても
いいかもしれない。

あなたのお子様が
優しい子であれば
効き目はバッチリ!!


今日から試してみよう。

ドーナツを持ち、ピンクの舌を突き出す少女

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