遊びから得られる学びの力を育むためのポイント〜現役保育士が解決!〜

おもちゃの車を遊ぶ男の子

子どもたちは
遊びを通して、
創造力や問題解決能力を育み、
自己表現を学ぶ。

また、
遊びこむことで
社会性や感情の調整力も
身に付けられ、
心身の成長に
大きな効果がある。

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「遊ぶ」と「遊びこむ」の違い

「遊ぶ」と「遊びこむ」の違いは、
集中度と深さにある。

・遊ぶとは?
単純に楽しむために行う活動で、
気軽に取り組むこと。
短い時間で終わることが多い。

・ 遊びこむとは?
好きな遊びに深く没頭し、
長時間にわたって集中すること。

この過程で
創造力や問題解決力が
育まれることが多い。

「遊ぶ」は
表面的な楽しみであるのに対し、

「遊びこむ」は
遊びを通して子どもが自ら学び、
成長する重要なプロセスとなる。

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遊びこむ経験の「効果とは」

1. 創造力と想像力の発達。


遊びに没頭することで、
子どもは自由にアイデアを形にし、
自分なりのルールや世界観を作り出す。

これにより、
創造力や想像力が豊かになり、
発想力のある子どもへと
成長する。

2. 問題解決能力の向上


遊びを通じて
子どもたちは、
様々な挑戦や問題に直面し、

それをどう解決するかを
試行錯誤する。

このプロセスが自然に、
論理的思考や解決力を
育むきっかけとなる。

3. 感情の発達と自己調整力の習得


遊びを深めることで、
子どもは喜びや達成感、
時には挫折感を経験し、
自分の感情と向き合う力を
身につけていく。

この体験が
自己認識を深め、
感情をコントロールする力へと
つながる。

4. 社会性の発達


友達や家族と
一緒に遊びこむことで、
子どもは
協力する方法や
コミュニケーションの取り方を学び、
他者との関わり方や共感力が
育つ。

これらの理由から、
「遊びこむ」経験が
子どもの総合的な成長にとって
非常に重要であると
言える。



子どもが好きな遊びを提供

私の長男が小さい時には、
いつも
車遊びばかりをしていた。

私は
他の遊びにも
興味を持ってほしくて

図書館に連れて行ったり

美術館の子ども向けの展示品に
触れさせようと
お出かけしたものの

あまり興味を持たずにいた。

親が遊びを提供することは
良いことだけれど
それに対して
興味を持たない場合、

無理に
「今日は、これで遊ぼうね」と
誘うのは
逆効果なことがある。

あなたのお子様の好きな遊びは
何ですか

その遊びを
十分に遊び込める
時間配分や環境を与えることが
いかに質の良い過ごし方か
考えていきたい。

例えば

1.「ブロック遊びが好きな子」

子どもが
集中して
ブロックを組み立てていると、
空間認識能力や創造力が
高まる。

また、
倒れてしまった時に
工夫して再構築することで
問題解決力も鍛えられる。

2.「外遊びが好きな子」

公園での
鬼ごっこや砂場遊びに
没頭すると、
運動能力が向上するだけでなく、

友達との協力や競争の中で
社会性やルール理解が
深まる。



まとめ

「遊びこむ」ことは
子どもの成長において
非常に重要な役割を
果たす。

深く遊びに没頭することで、
子どもたちは
創造力や問題解決能力を高め、
自らの感情を理解し、
他者と協力する力を養っていく。


また、
遊びこみを通じて
得られる学びや体験は、
将来にわたって影響を与え、
柔軟で豊かな発想を持つ。

大人へと
成長する土台を
築くことができる。


親として、
子どもが自由に遊びこめる環境を整え、
見守ることが大切である。

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